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恐竜の星 (中生代の星) : ミニ英和和英辞書
恐竜の星 (中生代の星)[きょうりゅう]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

恐竜 : [きょうりゅう]
 【名詞】 1. dinosaur 
: [りゅう]
 【名詞】 1. (1) dragon 2. (2) promoted rook (shogi) 
: [ほし]
 【名詞】 1. star 
: [なか]
 【名詞】 1. inside 2. middle 3. among 
中生 : [なかて]
 【名詞】 1. (1) mid-season crops 2. mid-season rice 3. mid-season vegetables 4. (2) metacarpus (anatomy)
: [せい, なま]
  1. (adj-na,n,adj-no) (1) draft (beer) 2. draught 3. (2) raw 4. unprocessed 
: [よ, しろ]
 【名詞】 1. world 2. society 3. age 4. generation 

恐竜の星 (中生代の星) ( リダイレクト:ドラえもん のび太と銀河超特急 ) : ウィキペディア日本語版
ドラえもん のび太と銀河超特急[どらえもん のびたとぎんがえくすぷれす]

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ドラえもん のび太と銀河超特急』(ドラえもん のびたとぎんがエクスプレス)は、藤子・F・不二雄によって執筆され、月刊コロコロコミック1995年9月号から1996年2月号に掲載された「大長編ドラえもんシリーズ」の作品。および、この作品を元に1996年3月2日に公開されたドラえもん映画作品。大長編ドラえもんシリーズ第16作、映画シリーズ第17作。
第14回ゴールデングロス賞優秀銀賞受賞作。併映作は『ドラミ&ドラえもんズ ロボット学校七不思議!?』。
== 解説 ==
22世紀の銀河ミステリー列車「銀河超特急」でドラえもん達が、宇宙の外れにあるテーマパーク「ドリーマーズランド」となった小惑星群を訪れ、活躍する物語。
原案は単行本20巻収録、14ページの短編作品「天の川鉄道の夜」(この作品も宮沢賢治の『銀河鉄道の夜』に対するオマージュである)であり、どこでもドアの発明によって寂れた天の川鉄道や銀河の果ての星の存在(原作ではハテノ星雲)や天の川鉄道の車掌の姿もこの作品がモチーフになっている。鉄道西部劇中生代の世界など他のドラえもん映画作品と比較して藤子Fの趣味・趣向が多く取り入れられている作品である。また本作はのび太の射撃の腕前、しずかの風呂好きなどというレギュラーキャラクターの設定が重要な役割を担っている。
今作では一時的にスネ夫が悪役となる作品であり、序盤からスネ夫が孤立化している部分が存在する。また、一時的ではあるが珍しく、のび太が悪役になるシーンもあった。
藤子Fは映画原作である大長編を描く際、子供を置き去りにしないよう、幼児から小学生まで楽しめるような作品を心がけており、本作はビジュアル主体の賑やかな物語をコンセプトとして制作された。これには、前作の『創世日記』の物語が「生物進化」「文明進化」といった難しさを妊んでいたことの反省の意味も込められている〔(「作者のことば」を参照)〕。
その一方で、観光開発による地域経済活性化といった社会問題に踏み込んだ側面も持つ。この話ではメズラシウムという鉱石採掘により活況を呈していたハテノハテ星群が、資源の涸渇により都市の廃墟、過疎化に喘いでいたところに国を挙げてドリーマーズランドというテーマパークによって再興を図るというのが話の核心にあるが、この作品が作られた当時は、全国の至る地方自治体でブームに便乗してテーマパーク建設による地域活性化を図っていた時代背景があった。また、ハテノハテ星群には華やかなテーマパークだけでなく、無人化した集落や往事の廃坑、使用されなくなった貨物用のSL、そして鉱山採掘の副産物などが登場し、生々しい情景を醸し出している。
大長編、映画になると、いつもダメなのび太が大活躍するのは定番だが、本作では危機的状況に瀕して俄然勇気を出すのび太にスネ夫が「のび太は映画(大長編)になるとかっこいいことをいう」というメタフィクション的な台詞がある。また、天才ガンマンのび太の実力を再度認識させられる作品でもある。西部の星では、1個の空き缶に6発全弾を命中(それも1発目で宙に浮いたところへ、空中で残り全弾を『同じ空き缶に』命中させる)という離れ技や強盗団のアジトでドラえもんがネズミを目撃し気絶してしまい、1対4という絶体絶命のピンチに陥りながら、横に1回転しながらピストルを撃ち、全員に命中させる(原作では1回転はしないが、相手は6人となっておりそれを早撃ちで倒す)という技を披露し、最後の場面では、ヤドリ大帝が襲いかかる一瞬を早撃ちで見事に倒している。
1997年3月上映の次作『のび太のねじ巻き都市冒険記』の連載途中の1996年9月23日に藤子Fが死去したため、シリーズ中で本作は藤子Fが「結末まで手がけた」かつ「存命中に上映を見届けた」最後の作品となった。10年以上に亘ってドラえもん映画の主題歌を担当していた武田鉄矢は、この作品を最後に主題歌の提供を取り止めたが、2010年3月上映の『のび太の人魚大海戦』で14年ぶりに挿入歌を担当した。
映画は録音監督を担当した浦上靖夫のアイディアにより、メンデルスゾーンの『夏の夜の夢』の序曲(列車到着の場面など)、『スケルツォ』(ドリーマーズランド到着前の戦闘アトラクションの場面)、『妖精の行進』(ヤドリにドリーマーズランドが乗っ取られ、アトラクションが暴れだす場面)、『結婚行進曲』(メルヘンの星「白雪姫コース」のクライマックス場面)がBGMに使われていた。
今作では『ドラえもん のび太の宇宙小戦争』(1985年)以来10年ぶりにオープニングアニメーションでのび太、スネ夫、ジャイアン、しずかが登場した。
2004年には同作を4週にわたりNG集を含めた「完全版」(番組内では「特別版」)をテレビスペシャルとして放送した。ただしこの「完全版」は一部の本編やエンドロールがカットされているため、一般的に「完全版」と呼べるものとは異なる。
NG集はブリッジアニメとして放送。アニメのNGということで声優のNGかと思いきや、ドラえもんたちがNGを出しているものであり(ドラえもんが列車に乗る直前に切符でなく切手を出す、宇宙の場面では宇宙忍者でなくのび太のママが登場してしまう、など)、NGのために新規の作画が描き下ろされた。その後柳沢慎吾などとドラえもんがアニメで共演している。
映画ラストでは原作には無かったのび太たち現代人とアストンたち未来人の和解の場面が描かれており、この場面中では『のび太の日本誕生』(1989年)でククルとのび太が交わしたやり取りも行われている(「お爺ちゃんのお爺ちゃんのそのまたお爺ちゃんの……」「そんなにお爺ちゃんじゃない!」)。
今作の悪役であるヤドリは劇場版の中で唯一逃走した悪役である(最も敵としての数が多くヤドリは集合体であるため)。
今作のドラえもんは車掌の格好をしているが、予告編を除いて本編では披露しなかった。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「ドラえもん のび太と銀河超特急」の詳細全文を読む

英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Doraemon: Nobita and the Galaxy Super-express 」があります。




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